Phd graduate in 24 years

ネガティブで先延ばし癖のある私が文系博士課程の大学院生として生きた証。D1年目。

大学の学費のもとをとりたい

小学校から高校まで,地元の公立学校に通っていた.

大学に入ってみて思うこと,それは

・・・学費,高!

 

国公立に通っているので,私立の人やお金のかかる専攻の人よりは安いと思うけど,

入学金も学費もうん十万するので,素人はびびる.

教育ってこんなお金かかるんだ,と思う.

 

私は根が貧乏なので,「どうしたら53万分の価値のある生活を半年で遅れるだろうか」と考えていた.

学費のもとをとるためには,ずばり,大学でしかできないことや学生しかできないことをするしかないと思う.

じゃあ,大学生にしかできないことってなんだろう・・・

 

学生生活7年目にして,私なりに導き出した結論は以下の通り.

 

①大学の設備・制度をフル活用する!

●大学の寮に住む

とにかく家賃が安い!おうち時間が必要な人にはきついかもしれないけど,外出したり予定入れたりすることが好きな人にとっては十分かも.

ただ,大学や寮によってはめちゃくちゃ汚いところもあって,聞く話によると

・冷蔵庫の食べ物が盗まれる

・床がべとべとしている

・虫が大量発生する

とかもあるらしいので,注意が必要かも.

 

●図書館を使う

大学って結構たくさんの本がおいてある.

私の大学だと,図書館が複数あって,いきつけのところは専門書がたくさんあるし,別のところには一般書や語学書もある.DVDとかもあるみたい.

別の図書館からの取り寄せもできる.

例えば,他の大学図書館から借りる場合はお金がかかるけど,公立図書館から取り寄せる分には無料.

家から大学が近くて出不精な人は,大学で済ませたほうが楽.

ちなみに,研究室所蔵の図書を借りることだってできる.

私はあんまりしないけど,講座図書館は結構使うかな.

図書館には置いてないような本も,先生個人で所蔵している場合があるから,

勇気を出していくのもあり.

 

☆図書の購入依頼をする!(おすすめ)

大学によって仕組みが違うかもしれないけれど,うちの大学図書館では図書の購入依頼をすることができる.そして結構買ってもらえる.今まで3発3中で買ってもらえた.

洋書だと自分では買えないから,めちゃくちゃ助かる.

経験上,予算の関係で年度終わりには規制がかかることがあるから,早めに動いた方がいい.

 

●留学をする

海外で勉強する方法ってたくさんあるけれど,大学を経由して行った方が安くつくんじゃないかなと思う.そこは,自分の目的&予算と相談.

交換留学だったら,日本の大学の授業料で海外の大学の授業を受けられる,

あとは,大学側としてもグローバル化を推進したいので,結構知られてないお得プランを用意している.

私も,とあるプログラムで,2週間無料で留学したことがある.

 

●国際交流をする

英会話の練習をしたい!って思っても,外国人と話す機会なんてなかなかない.

そうして困り果てた社会人たちは,国際交流パーティーに参加したり,オンライン英会話に登録したりする.

ところが,大学には留学生がたくさん.

しかも,留学生活って結構孤独だから,日本人の交流ウェルカムな人が多い.

大学のイベントとか,留学生支援とか,あらゆる手を使って海外の友達を作ったら,

語学力アップや異文化理解につながると思う.

 

●無料で外国語試験を受ける

私の大学だと,TOEIC-ipを無料で受けることができる.

語学の試験って高額だし,会場が遠いことも多いから,こういう無料で受けられるものや,大学で開催されるものを可能な限り受けとくのは得策.

 

●経済支援や各種支援を受ける

大学って結構,困ってることに対して救済しようとしてくれる.

困っている学生を助けたいという気持ちはあるのだ.

それが学生に届いているかはわからないけれど・・・

 

私は学部3か4年くらいから,授業料免除に申請するようになった.

理由は,結構リッチな家に住んでいる学生が授業料免除を受けていると知ったから.

え,あの子が受けられるなら可能性あるんじゃない?と思った.

結果,学部生のときは全額免除で,院生では半額免除.

なにも援助を受けずに働き詰めで大学生活を犠牲にするよりは,自分が受けられそうな支援をありったけ探すのが,自分にとっても,大学にとってもいいと思う.

 

身体障害や発達障害学習障害とか,大学生活上でハンディキャップがある人は,軽度だったりわかりにくいものだと特に,個人で抱え込んでしまう場合があるかもしれないけど,大学を頼ってみてもいいかも.大学って,頼らなかったら全然助けてくれないけど,相談したら割とベストを尽くそうとしてくれる.

 

●資格をとる

資格マスターになりすぎると本末転倒だけど,少しでも興味があるんだったら資格取得に向けて講義をうけるのもいいと思う.いやだったら途中でやめたらいい.

教員免許は特に,取得する方法が限られている.

だから,免許取るために大学に入り直す社会人だっている.

そう思うと,友達と一緒に授業受けて資格取得を目指せる環境ってラッキーだったな.

 

●研究室に居座る

これは主に院生生活かな.

文系の院生だと,分野によっては家でもできるので,全然大学に来ない人もいる.

個人的には,研究室を使えるだけ使っておけばいいと思う.

娯楽が限られている分集中できるし,整理できないことや愚痴があったら友達に言えるし,ふらっと立ち寄った先生からお役立ち情報がゲットできる.

大学にログインするから,偶発的なコミュニケーションが生じて,いろいろしれたり,人間関係が構築されたりする.

 

あとは,専門書はかさばるので研究室のデスクに置く.

自室で過ごす時間を減らすことで,光熱費とか水道代も浮かすことができるんじゃないかな.

 

●ソフトウェアのダウンロード

まあ,大抵の人は最初のオリエンテーション等で特に意識せず済ませているんだけど,

Officeとかウイルス対策ソフトとか,大学が包括してお金を払ってくれているので,

無料でつかうことができる.

機械系は本当に疎いので,指定で示してくれるとめちゃくちゃ助かる.

 

長くなったから,気が向いたら続き書きます.